東京片貝会皆様
あけましておめでとうございます。 いよいよ本年は本会設立50周年記念の年です。7月5日には多くの方々のご出席を期待しております。よろしくお願いいたします。 さて,一夜明けたあまり新年らしくない街通りを散歩しましたが,その理由に思いいたりました。ほとんどの家の玄関に正月らしい松飾がないのです。 これには理由があるようです。戦後荒廃した山に緑を増やそうと盛んに松や杉の植林がなされました。 今から,50年前頃,ようやく松などの丈が1-2mに育った頃,松飾り用として松の芯目が盛んに切り取られました。 私も小,中学生の頃山から2本失敬してきた記憶があります。 これを禁止するために当時の役場が正月の飾り用として,松,日の出等を印刷したものを各戸,2枚ずつ配布しました。正月にはこれが玄関の柱等に貼られました。 数十年続いたこの行事も無駄な経費節減という観点からか,理由は定かでありませんが廃止され,今日の質素な正月の街通りになったようです。 佐藤 祐一 |